
全然キックフリップができません…というか回せないし、いつになったら乗れるのやら…
キックフリップのコツは、オーリーのように跳び、前足をノーズの斜め前へ抜き、回った板の上に両足を戻すこと。ただ強く蹴るより、板と足がどこで離れるかを確かめることが大切です。
この記事では、スタンスと前足の抜き方を連続写真・動画で解説します。「回らない」「前足だけ乗らない」「後ろ足だけ乗らない」を分けて確認できるので、いまの悩みに近いところから練習してみてください。

今日は「前足の抜き方」など、直すポイントをひとつに絞ってみましょう。回転と着地を分けて見ると、次に練習することが見えてきますよ!
- 練習前に覚えておきたいトリック
- キックフリップの難易度・何か月かかる?
- キックフリップトリックスタンス
- キックフリップのやり方を5つの手順で確認
- キックフリップの習得のコツ・ポイント・前足の抜き方
- キックフリップで前足だけ乗らないときの練習
- キックフリップが回らないときの確認ポイント
- キックフリップの失敗原因と直し方を比較
- キックフリップのエアキャッチはどうやるの?
- ハウツー動画を見るときのチェックポイント
- スケボーQ&A(キックフリップ)
- キックフリップを練習している人の声
- コンプリートデッキオススメ
- デッキのおすすめ
- スケボーウィールオススメ
- スケボーベアリングオススメ
- スケボートラックオススメ
- キックフリップのコツは、いまの失敗を分けて直すこと
練習前に覚えておきたいトリック

キックフリップは、板を浮かせながら縦方向に1回転させるトリックです。まずはプッシュで進む・止まる・板から降りる動作と、平地でのオーリーを練習しておきましょう。
高いオーリーが必須というわけではありません。ただ、跳ぶたびに板が体の前後へ大きく逃げる場合は、オーリーで板と一緒に跳ぶ感覚を確認すると、フリップの課題も分けやすくなります。
■オーリー
キックフリップの難易度・何か月かかる?
習得までの期間は、何日・何か月と一律には決められません。練習頻度やオーリーの安定度、回転を見ながら足を戻す感覚によって変わります。
「一度乗れた」と「走りながら繰り返し成功する」でも、目標は違います。最初は完成までの日数より、前回よりもできた動きを見つけていきましょう。
目安にしたいのは、1回転する → 板が足元に残る → 両足がデッキに戻る → 着地後も進めるという段階です。ひとつ前の段階が安定しているかを見ながら進めてください。

私もはじめは『こんなことできるか!』とよく思ってしまいました。毎日コツコツ!これは練習あるのみなのです。
キックフリップトリックスタンス
前足は前側ビスの少し後ろ、後ろ足はテールの中央付近を出発点にします。前足はオーリーより少し斜めにし、かかとを板のかかと側へ少し出すと、足を抜く動きを試しやすくなります。
ただし、足の角度や出す量に正解はひとつではありません。足を引きすぎて、しゃがむだけでぐらつくなら、まず板の上で安定して立てる位置に戻しましょう。
この記事の「前足」はノーズ側、「後ろ足」はテール側の足を指します。レギュラーでもグーフィーでも役割は同じ。写真の左右をそのまままねるより、ノーズ・テール・かかと側を目印にしてください。

キックフリップのやり方を5つの手順で確認
動作は一瞬ですが、練習では次の流れに分けて見てみましょう。最初から全部を同時に直さず、できていない部分をひとつ選ぶのがおすすめです。
| 手順 | 動きのポイント | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 1.構えてしゃがむ | 前足は前側ビスの少し後ろ、後ろ足はテール付近。板の上で安定してしゃがむ | しゃがんだだけでつま先側・かかと側へ倒れ込んでいないか |
| 2.跳びながらテールを弾く | オーリーのように体を上げ、テールを弾く。後ろ足も引き上げる | 後ろ足で板を地面に押さえ続けていないか |
| 3.前足を斜め前へ抜く | ノーズへすり上げ、かかと側の角から靴先を払う | 板の横や地面へ、足だけを蹴り出していないか |
| 4.板が回る空間をつくる | 抜いた足を下へ落とさず、膝を曲げて両足を板より上に残す | どちらかの足が早く地面へ着いていないか |
| 5.両足を戻して着地する | デッキテープが上を向いたら、前後のビス付近へ足を戻す | 着地後も板の上で姿勢を保てるか |
前足を下へ蹴り落とさず、ノーズの角から抜く考え方は、Braille Skateboardingのキックフリップ解説でも確認できます。文章だけで動きをつかみにくいときは、本記事の連続写真と動画を行き来してみてください。
動画で確認|スタンスから着地までの流れ
5つの手順を読んだら、まず動画で全体の動きを見てみましょう。前足が板から離れる方向と、両足が板の上に残る場面に注目してください。
キックフリップの習得のコツ・ポイント・前足の抜き方

前足は、最初から地面へ蹴り下ろすのではなく、オーリーのようにノーズへすり上げてから、ノーズのかかと側の角へ斜め前に抜くイメージです。下の写真の水色の線も、足が進む方向を確認する目印にしてみてください。

キックフリップの蹴り方・抜き方
前足の靴先の外側でノーズの角を払うようにすると、板を回すきっかけが生まれます。横へ大きく蹴り飛ばすより、「すり上げた足が角から抜ける」場所を探してみましょう。
抜いたあとは足を下へ落とさず、膝を曲げて板より上に残します。回転させる動作と、着地のために足を戻す動作をつなげるのがポイントです。足首だけを無理にひねらず、すり足からの流れで確かめてください。

キックフリップで前足だけ乗らないときの練習
後ろ足だけ乗り、前足が地面に着く場合は、前足が下へ落ちているのか、板が足元から離れているのかを分けて見ましょう。同じ「乗れない」でも、直したい動きが違います。
前足が先に地面へ着くなら、その動きを一度動画で確認してみましょう。板の回り方と前足の着く位置を合わせて見るのがポイントです。
動画で確認|前足が先に着いてしまうとき
バラッチさんのハウツー動画です。前足が先に着く・回転が斜めになる悩みを扱っているので、いまの失敗と見比べてみてください。
前足を急いで戻す前に、次の2点を確認してみてください。
- 抜いた前足を下へ落とさず、板が回る空間をつくる
- 板と体が別方向へ離れず、足元で回転しているかを見る
毎回両方を直そうとせず、まずはどちらが起きているかを確認しましょう。撮影するときは、周囲の利用者の進路をふさがない位置にカメラを置いてください。
■止まった状態で、テールを弾いて前足を抜く動きを確かめます。まずは回転の方向を見て、板を強く遠くへ飛ばさないようにしましょう。
■片足での確認は、抜いた前足が戻る感覚をつかむための補助練習です。片足を地面に置く動きだけを繰り返さず、回転が安定したら両足を板の上に残す練習へつなげます。
■両足で戻るときは、体だけを背中側へ逃がさず、板の上で跳ぶ意識を持ちます。戻る場所がずれるなら、蹴った板を追いかける前に、板と体の位置を動画で確認しましょう。



■連続写真のような高さを最初から目指す必要はありません。まずは1回転してデッキテープが上に戻ること、板が足元に残ることを確かめましょう。
回転が不安定な日は、無理に乗ることを目標にしなくても大丈夫です。疲れて動きが崩れたら休憩をはさみ、できている動きから確認し直しましょう。

■両足で戻って着地できるようになったら、回転を見て足裏で止める感覚を練習します。高さだけを上げるより、毎回同じ場所で板を受け止めることを目指しましょう。

空中では後ろ足で先に回転を止める例もよく見られます。ただし、最初から足の順番やキャッチ音にこだわらず、デッキテープが上を向いた板に両足が戻ることを優先してください。


前足は乗るのに後ろ足だけ乗らない場合
前足で板を止められても、後ろ足がすぐ地面に着くなら、テールを弾いたあとの膝の動きを見てみましょう。後ろ足が下へ伸びたままだと、板が回っても足を戻す時間をつくりにくくなります。
まずオーリーで、弾いた後ろ足を引き上げる感覚を確認します。フリップに戻ったら、高さを追うより「後ろ足を先に地面へ置いていないか」をひとつの課題にしてください。前足だけで着地する形が続くときは、片足の補助練習を繰り返すより、スクールなどで体の位置を見てもらうのも方法です。
キックフリップが回らないときの確認ポイント

板が回らないときは、いきなり蹴る力を強くせず、テールを弾けているか → 前足がノーズまで進むか → 角から抜けているかの順に見てみましょう。ノーズに届く前に足だけ離れていれば、すり足の軌道を確認します。
胸を少しノーズ方向へ向けると足を抜きやすい人もいますが、上半身を大きく回すことが必須ではありません。板まで横に回るなら、肩が先に回っていないか、後ろ足でテールを横へ払っていないかを確認しましょう。
キックフリップの失敗原因と直し方を比較
次の表は、失敗したときに見直す場所の目安です。原因はひとつとは限らないので、自分の動画で起きている動きを確かめ、1回の練習で変える点を絞りましょう。
| いまの症状 | 確認したい動き | 次に試すこと |
|---|---|---|
| 板がほとんど回らない | 前足がノーズに届く前に離れる/テールを弾けていない | まずテールの弾きと、ノーズの角まで進む前足の軌道を別々に確認 |
| 半回転で裏返しになる | 抜き方が不安定/後ろ足が回転を押さえる | 蹴る力だけを強めず、足が板に触れる瞬間をスローで見る |
| 前足だけ乗らない | 前足が下に落ちる/蹴った板が体から離れる | 前足の抜ける方向と、その後に足が地面へ着く早さを確認 |
| 後ろ足だけ乗らない | テールを弾いた足が下へ伸びたままになる | オーリーで後ろ足を引き上げる動きを確かめ、両足を残す練習へ |
| 板が前や横へ飛ぶ | 蹴る方向と体の跳ぶ方向がずれる | 板を追いかけて乗ろうとせず、板と体が離れ始める場面を確認 |
| 板が横方向にも回る | 肩が先に回る/後ろ足でテールを横へ払う | スタンスを大きく変える前に、テールを弾く向きと肩の動きを確認 |
| 1回転以上、回りすぎる | 強く蹴りすぎる/板を受け止めるのが遅い | 回転を速くする意識を弱め、1回転後のデッキテープを目で追う |
よくある失敗
■板を回し切れないときは、前足が角に当たる前に抜けていないかを確認します。
■半回転で止まるときは、前足の抜き方だけでなく、後ろ足が板の上がる動きを押さえていないかも見ましょう。
■板が横向きの「縦乗り(プリモ)」になったら、無理に踏みにいかないことも大切です。回転が安定してから、着地を合わせていきましょう。
乾いた平らな路面で、板が飛んでも人や物に当たらない広さを確保してください。ヘルメットやプロテクターを着用し、パークでは利用ルールと進行方向を確認しましょう。
怖さが強いときは無理に両足で乗ろうとせず、ひとつ前の練習へ戻りましょう。柵やフェンスにつかまる方法は、指や腕が引っかかったり体の動きが制限されたりするため、自己流で頼るよりスクールで相談するのがおすすめです。
キックフリップのエアキャッチはどうやるの?
エアキャッチは、板が地面へ落ちる前に足裏で回転を止める動きです。まずは両足での着地を安定させてから、空中でデッキテープが上を向く瞬間を見る練習へ進みましょう。
後ろ足で先に受け止める例が多いものの、どちらの足から触れたかより、板が足元で回り、両足がビス付近へ戻るかが大切です。
板が回り終わる前に足で押さえていないか、逆に足を下ろすのが遅れていないかを動画で見比べてみてください。着地では膝を伸ばし切らず、板と一緒に降りる意識を持ちます。
回転を速くすることだけを目標にすると、回りすぎや板の飛び出しにつながることもあります。「強く蹴る」より、足元で一定の回転にそろえることから試してみましょう。
ハウツー動画を見るときのチェックポイント

動画は、全体の速さをまねる前に、前足・後ろ足・板の位置に分けて見ると理解しやすくなります。
まず通常速度で流れを見てから、スロー再生で「テールを弾いた直後」「前足が抜けた瞬間」「回転が終わった瞬間」を確認しましょう。自分の動画も同じ場面で止めると比較できます。
撮影では足元だけでなく、肩から足までと板全体が入るようにすると、体だけが横へ逃げていないかも確認できます。
スケボーQ&A(キックフリップ)

- Qキックフリップは何から練習すればよいですか?
- A
まずプッシュ・止まる・降りる動作とオーリーを確認します。その後、スタンス、前足を角から抜く動き、板が足元で1回転する動きを順に確かめましょう。回転が不安定な段階では、両足で乗ることだけを急がなくて大丈夫です。
- Qキックフリップで前足だけ乗らないのはなぜですか?
- A
前足を下へ蹴り落としている場合と、板が体から離れている場合などが考えられます。前足が先に地面に着くのか、足は上に残っているのに板が遠いのかを動画で見分け、抜く方向や体の位置を確認してください。
- Q前足は乗るのに、後ろ足だけ乗らないときは?
- A
テールを弾いたあと、後ろ足を早く地面に置いていないか確認しましょう。オーリーで後ろ足を引き上げる感覚を確かめ、回る板の上に両足を残す練習へつなげます。片足で着地する形が続くときは、スクールで見てもらうのも方法です。
- Q止まった状態と走りながらでは、どちらから練習しますか?
- A
最初は止まって足の軌道を確認し、プッシュや止まる操作に慣れてきたら、ゆっくり進みながらの練習へつなげます。止まって回せることと、走って着地できることは別の段階です。速度や障害物の高さを一度に上げないようにしましょう。
- Qキックフリップを安全に練習するには?
- A
滑走できる乾いた平らな場所で、周囲に板が飛び出しても人や物に当たらない空間を確保します。ヘルメットやプロテクターを着用し、パークのルールを守りましょう。怖さや疲れで動きが崩れるときは休憩し、ひとつ前の練習へ戻してください。
- Q習得するのに何日・何か月かかりますか?
- A
一律には決められません。練習頻度や基礎の安定度によって変わり、一度乗れることと安定して成功することでも違います。「1回転する」「足元に残る」「両足で戻れる」など、動作ごとの変化を目安にしましょう。
キックフリップを練習している人の声
お得に購入できるスケボーアイテムをご紹介しています。あわせてお読みください★
コンプリートデッキオススメ
ここからは練習用の道具を探す方向けの紹介です。キックフリップが乗れない原因は道具だけとは限りません。いまの板に不具合がなければ、まず足の抜き方や体の位置を確認し、買い替えるときはデッキ幅とトラック幅などの組み合わせも比べてみてください。
基礎練習用のコンプリートデッキ
デッキ幅は性別だけで決めず、足の大きさ、立ったときの安定感、いま使っている板の幅を基準に選びましょう。細い板なら必ず回しやすい、太い板なら乗れない、というものではありません。
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キックフリップのコツは、いまの失敗を分けて直すこと

キックフリップは、跳ぶ・前足を抜く・両足を戻す動きをつなぐトリックです。強く蹴るだけで解決しようとせず、いまどこで止まっているかを見つけることから始めましょう。
回らないならテールの弾きと前足の軌道、前足だけ乗らないなら抜いたあとの足の位置、後ろ足だけ乗らないなら膝を引き上げる動きを確認します。連続写真や自分の動画を見ながら、今日はひとつだけ直してみてください。
両足で着地して進めるようになったら、空中でのキャッチや安定感を少しずつ育てていきましょう。キックフリップはバリアルフリップやトレフリップなどにもつながる、大切なトリックです。焦らず、自分のペースで練習を続けていきましょう♪





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